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    むちうちの安静期間はどのくらい?自己判断で仕事はしていいの?

    2021.12.27
    むちうちの安静期間はどのくらい?自己判断で仕事はしていいの?

    最終更新日 2022年2月15日

    交通事故で発生しやすい症状の一つに「むちうち」が挙げられます。

    むちうちは、見た目に大きな傷がみられず、回復具合もわかりにくい点から「安静はどれくらい必要なの?」「安静期間中は仕事ができないの?」「自己判断で仕事を始めていいの?」と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか?

    こちらのページでは、上記のような疑問にお答えすべく、次の項目がわかるようにまとめてあります。

    このページでわかること
    • むちうちの原因や症状
    • むちうち治療の全体的な流れ
    • むちうちにおける安静について(具体的な方法、理由)
    • 具体的なむちうちの安静期間
    • むちうちの安静期間に仕事をしても良いのかどうか

    ぜひ最後までお読みいただき、参考にしていただければと思います。

    むちうちに安静が必要なのは〇〇を損傷しているため?発生原因や症状について

    むちうちとは、そもそもどういった症状なのでしょうか?

    こちらで、むちうちの発生メカニズムや特徴的な症状について、詳しくご紹介します。

    むちうちとは

    むちうちは、頭が大きく振られることで発生した、首まわりの組織損傷を言います。
    負傷時に首がムチのようにしなるため、この名前で呼ばれています。

    むちうちは俗称であり、正式な傷病名ではありません。
    医師の診断名は「外傷性頸部症候群」「頚椎捻挫」「頸部挫傷」などです。

    むちうちの種類

    一口にむちうちと言っても、損傷した部位によって5つのタイプに分けられます。

    • 頚椎捻挫型:靭帯や筋肉を損傷したもの。
    • 神経根損傷型:神経根(知覚神経、運動神経が束になった箇所)を圧迫したもの。
    • 脊髄症状型:頸髄を損傷したもの。
    • バレー・リュウ症候群型:自律神経を損傷したもの。
    • 脳脊髄液減少症:脳・脊髄を覆う硬膜が破れたもの。

    ※複数が同時に発症していることもあります。

    むちうちの70〜80%ほどが、頚椎捻挫型と言われています。

    むちうちの主な症状

    首の痛み、首の動かしにくさ、首や肩のハリ感などが、むちうち(頚椎捻挫型)の主な症状です。

    また、神経の損傷(神経根損傷型、脊髄症状型)や自律神経の乱れ(バレー・リュウ症候群型、脳脊髄液減少症)があると、次のような症状がみられることもあります。

    • 手や足のしびれ、知覚異常、力の入りにくさ
    • 頭痛
    • めまい
    • 吐き気
    • 倦怠感
    • ものが見えづらい、耳が聞こえづらい

    などです。

    むちうちは安静にすれば早く改善するって本当?治療や施術の流れについて

    むちうちになった際、病院や接骨院・整骨院などでは、どのような治療や施術が行われるのでしょうか?

    安静について詳しくみていく前に、全体的なむちうちの治療の流れをこちらで確認しておきましょう。

    むちうちの治療について

    むちうちの治療は、受傷直後の「急性期」と炎症や痛みが落ち着いた「慢性期」で変わってきます。

    まず急性期の治療は、安静と冷却がメインです。

    受傷直後は炎症が出ているため、袋に入った氷水を当てて、患部を冷やします。
    また消炎鎮痛の湿布も、痛みや炎症の抑制に有効です。

    急性期は、炎症を強めるおそれがあるため、痛みがある動きは避けて安静にすることが大切です。

    安静については、下記にて詳しく解説させていただきます。

    状態が落ち着いてくる慢性期では、無理のない範囲で徐々に患部を動かしていきます。

    慢性期でも、首の痛みが残る場合が多々あります。
    安静にしすぎると、血行の悪化や、筋肉の緊張が強まることがあり回復に時間がかかってしまうのです。

    また慢性期では、固まった筋肉をほぐすため、接骨院・整骨院での手技(もみほぐし)や、鍼灸院の鍼灸施術も有効です。
    加えて、ご自身でもストレッチや体操をできる範囲で行い、早期回復を目指します。

    むちうちの症状が消失し、日常生活に支障がなくなった段階で治療は終了です。

    個人差はありますが、むちうちの治療には2〜3ヶ月ほどかかるケースが多いです。

    病院では安静に言われることが多い

    病院では、痛み止めと湿布の処方、注射などによる治療方法がメインです。

    薬や湿布で痛みを抑えつつ、「安静にして回復を待つ」というスタイルを取ることが多いです。

    医療機関は、医師による「診察」や「薬の処方」がメインのため、実際に手技を行うことはあまりありません。

    もみほぐしや骨格の矯正などによる施術は、接骨院・整骨院、鍼灸院などで主に行われています。

    ※病院によっては、柔道整復師や理学療法士が施術をしたり、電気を流したりすることがあります。

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    むちうちで安静にするということについて

    むちうちに関して「安静にする」とは、具体的にどういう方法がとられるのでしょうか?
    また、なぜむちうちには、安静が必要なのでしょうか?

    むちうちにおける安静について、こちらで詳しく解説していきます。

    安静にするとは?

    安静とは、痛みやしびれなどが強まる動作をなるべく取らず、静かにすることを指します。

    そのままゆっくりと安静にしてもらうこともあれば、患部を固定して首の動きを制限するよう、頚椎カラー(首に付けるコルセット)を着用する場合もあります。

    安静期間は、仕事や運動はもちろん、車の運転なども控えるようにします。

    また炎症を強めないため、アルコールの摂取や湯船に浸かった入浴も控えることが推奨されています。

    安静にしなければいけない理由

    受傷後に安静が必要なのは、無理に動かしたり、ストレッチをしたりすると、首まわりの組織損傷を悪化させる可能性があるためです。

    事故の衝撃によって頭が振られ、首がむちのようにしなることで、頚椎周辺の靭帯や筋肉、神経といった組織を痛めやすくなっています。
    特に無理をして頸髄の損傷を広げてしまうと、最悪歩けなくなることもあります。

    事故直後はアドレナリンの作用で、痛みを感じにくいケースも多いです。
    そのため、受傷後は自覚症状が乏しいこともありますが、上記のように、筋肉や靭帯、神経の損傷を広めないためには、安静にすることが大事なのです。

    具体的にむちうちの安静期間はどのくらい?

    交通事故でむちうちを発症した場合、いったいどれくらいの期間安静にする必要があるのでしょうか?

    結論から言いますと、はっきりとした期間は決まっていません。

    期間が患者様によって違う理由と、むちうちの治療は医師に従う必要がある理由を、こちらで詳しくご紹介していきます。

    期間は症状により異なる

    一般的に72時間ほどで、外傷による炎症が落ち着くとされます。
    そのため、軽い頚椎捻挫(靭帯や筋肉の損傷)であれば、3日から1週間程度の安静で慢性期に移ることが多くなっています。

    しかし、バレー・リュウ症候群(自律神経を痛めたもの)や、脳脊髄液減少症(脳や脊髄を包む硬膜が破れて脳脊髄液が漏れ出たもの)などは、1ヶ月ほどの安静が必要なこともあります。

    自律神経が乱れたり、脳や脊髄にかかる圧力が減少したりすることで、頭痛やめまい、吐き気、倦怠感などが長期間持続することもあるのです。
    特に脳脊髄液減少症では、起き上がると頭痛がするため、仕事が困難になる場合が多くなっています。

    また、たとえ頚椎捻挫だけであっても、車が大破するほどの衝撃を受けた場合は、安静期間が長くなる可能性はあります。

    医師によっても安静期間は変わる

    症状だけではなく、診てもらう医師によっても、安静期間が変わることがあります。

    「しっかり安静にした方が回復が早い」と考えるお医者さんもいれば、「早めに日常動作に戻った方が治癒力が高まる」と考えているお医者さんもいるためです。

    仕事内容も関係する

    仕事内容によっても、復帰できる痛みの程度は変わってきます。

    例えばデスクワークでパソコン作業が中心であれば、多少の体の痛みがあっても仕事を続けられるかもしれません。

    一方、建築や介護職といった肉体労働では、安静期間は伸びる可能性があります。
    首や背部の痛みがあると十分な仕事ができなくなるためです。

    安静期間は医師の指示に従うのがベスト

    むちうちでは、自律神経の損傷や脳脊髄液の漏出など、重症のケースもあるため、医師の指示に従って安静にすることが大事です。

    自己判断で日常動作に戻ると、痛みを悪化させて、症状を長期化するおそれがあります。
    また、損傷が回復しきらず、首の痛みや頭痛、手のしびれ、倦怠感などが後遺症として残り続ける可能性もあるのです。

    後遺症では事故から10年以上経っても、季節の変わり目や体が冷えたタイミングなどで、症状が出てしまうことがあります。

    むちうちの安静期間に仕事をしても良い?

    むちうちの安静期間は仕事を休んで、しっかりと治療に専念することをおすすめします。
    上述したように、無理をしてむちうちの状態を悪化させると、回復までに余計に時間がかかってしまうためです。

    しかし、医師が診断した安静期間で、症状が完全に良くなることはあまりありません。< むちうちが治癒するまでの期間は、2〜3ヶ月が目安になります。

    多くの場合は痛みが残るのですが、仕事や家事などをリハビリとして、回復を目指していく形になります。

    安静後もむちうちが辛い場合は、医師に相談しましょう

    安静期間が終わっても、首の痛みや倦怠感、頭痛といった症状が続き、仕事に支障が出るようであれば、医師や職場の方と相談して休むようにしてください。

    通院や体調不良によって給料が減った場合には、加害者側の自賠責保険から、休業補償がされます。

    交通事故によって損害が出ていれば、会社員だけではなく、個人事業主やパート、アルバイト、主婦を問わず、休業補償の対象になります。
    ※自己判断で勝手に休んだ場合は、補償されない可能性があります。

    休業補償を希望の場合は、休業が必要な旨が記載された医師の診断書が必要です。

    安静期間後は接骨院・整骨院でむちうちの施術が受けられます

    炎症が強く出ている安静期間が終わると、接骨院・整骨院の施術が有効です。

    最初は首自体は触れない場合もあります。
    しかし、肩甲骨や肩、腕など、周辺の緊張をほぐすことで、首の痛みが緩和しやすくなります。

    また、患部に超音波や電気などを当てることで、損傷の修復力を高められるようになっています。

    自賠責保険を利用すれば、接骨院・整骨院でかかる窓口金が補償される場合があります。(むちうちでは3ヶ月が目安。最大6ヶ月まで)
    施術の費用だけではなく、固定具やテーピングなどにかかる費用も、自賠責保険の補償範囲です。

    痛みが強い時期は、間隔を詰めて通っていただきます。
    そして、症状が落ち着いてきたら、徐々に間隔を開けていくことが一般的です。

    後遺症を残さないためにも、施術によって、むちうちをきちんと回復させておくことをおすすめしています。
    ※接骨院・整骨院を併用するためには、医師の同意が必要です。

    まとめ:安静以外にむちうちを早く治すには

    ここまで、むちうちの安静期間について解説してきました。

    ポイントをまとめると、以下のようになります。

    • むちうちは、首まわりの筋肉や靭帯、神経などを損傷した外傷である
    • むちうちでは、受傷直後が特に安静が大事になる
    • 安静とは、症状が強まる動作を避け、静かにすることである
    • 安静にしていないと、首まわりの損傷を悪化させる可能性がある
    • むちうちの安静期間は症状によって変わってくる
    • 安静期間はしっかりと仕事を休むことが大切である

    むちうちは、後遺症が残りやすい症状です。
    安静期間中は仕事を休み、炎症を悪化させないようご注意ください。

    また、安静期間が終わりましたら、電気や手技といった施術によって、患部の治癒力を高められます。
    むちうちの施術をご希望の方は、サポートセンターまでお気軽にご相談ください。

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