むちうちは病院だと湿布と薬だけで治療してもらえていない?
最終更新日 2022年2月14日
むちうちの治療は病院、整形外科では「湿布と痛み止め薬だけ」、「安静にしているだけ」、それでは十分な治療を受けているとは言えませんし、痛みも引きません。
目次
むちうちの治療は早い段階での治療が大切
交通事故でむち打ちになった場合、整形外科などの病院で診断を受けます。
病院ではレントゲン、MRI、CTといった画像検査で、むちうちや痛みの原因をつきとめようとしますが、むちうちは画像検査では映りません。
医学的には問題はない。症状が出る原因が見つからなければ、病院・整形外科では根本的な治療ができません。
病院・整形外科では鎮痛薬、消炎薬など、症状の一つ一つについての対症療法になってしまいます。交通事故による、むちうちの過程・リハビリが、早期に回復するか?の問題となってきます。
むちうちは病院でレントゲン検査を受けても異常がないことが多い
むちうちは病院・整形外科でレントゲン検査を受けても以上がないことがよくあります。
レントゲン検査で異常なしのむちうちは、病院での治療では安静にし、様子をみるだけということが多いです。
レントゲン検査で映らないモノは病気ではないと思われているからです。
この状態で痛み止めや湿布を続けても、良くなる筈がありません。
病院・整形外科でむちうち治療してもらえない時の対処法は?
整骨院には、「病院でレントゲン検査で異常がないと言われたけれど、痛い」との理由で多くの患者様が来られます。
整骨院への通院を希望される理由が、以下の通りです。
- 『安静にしてるだけで治るの?』
- 『痛み止めや湿布の治療しかないの?』
整骨院では、むちうち治療に対して受傷直後の頚部固定と安静が重要で痛みが強いものには、カラー固定をします。
炎症熱感には消炎鎮痛外用薬(湿布)に加え、アイシングなどの急性疼痛の治療、5日~1週経過して症状が落ち着てから頚肩甲部の筋緊張緩和などの理学療法を行っていきます。
整骨院でむちうち治療を受ける場合の特徴
交通事故の被害に遭い、むちうちになった被害者は病院と併用して整骨院へ通院するという方が大半です。
先述の通り、病院・整形外科は診療時間が短く継続して通院しずらく、むちうちの治療に関しても安静にするだけということがよくあるためです。
以下で、整骨院のむちうちへの施術内容や整骨院の特徴についてまとめています。
- 早期に患部周辺部に治療アプローチが可能
- 国家資格保持者が治療を担当します
- 多様な治療内容(手技施術療法、電気治療、矯正施術、マッサージなど)
- 待ち時間が短く、時間を掛けた丁寧な施術
- 通院間隔を空けずに痛みを取り除く十分な治療が可能
- 夜20時、21時まで受付している院が多い
- 土・日・祝日も営業している院が多い
むちうちの治療は病院と整骨院どちらが良いのか?
病院と整骨院ではむちうちに対する考え方が違い、病院では基本的に安静にし湿布などの対症療法が多く、整骨院では交通事故に遭われた患者様の痛みに合わせた施術をするため、一概にどちらが良いとは言えません。
整骨院へ通うためには病院(医師)の許可が必要となる場合が多いため、病院へは必ず通院する必要があります。また、整骨院でむちうちの施術を継続して受けるには病院へ月に1,2回の通院をしないと、保険会社から治療の打ち切りを打診されるため、病院と整骨院の併用が理想的です。