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    病院の検査・診断で交通事故と症状の因果関係を証明する

    2012.06.08

    最終更新日 2025年12月5日

    当サイトには、交通事故の被害者様より様々なご相談が日々寄せられています。

    その中でも、被害者であるにもかかわらず、適正な補償を受けられない状況に陥ってしまうケースが少なくありません。今回は、実際にあった患者様の事例に基づき、**交通事故後の「診断の重要性」と「適切な補償を受けるための注意点」**をシリーズでお伝えします。ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

    整形外科・病院での交通事故後の診断について:なぜ早期受診が必須なのか

    交通事故後の病院での検査

    **交通事故**に遭われた際には、まず整形外科などの病院に行き、医師の診断を受けることが何よりも重要です。なぜなら、**事故日から診断を受けた日までの期間が空いてしまうと、後になって補償を受けられなくなる可能性がある**ため、細心の注意が必要です。

    特に、事故直後には症状がなくても、数日〜数週間後に痛みやしびれなどの症状が現れる「遅発性症状」は交通事故ではよく見られます。このため、自覚症状がなくても、できる限り早く医療機関を受診し、医師の診断を受けることが、自身の身を守る上で不可欠です。

    ご相談を受けた交通事故被害者様の実例:1ヶ月後の受診が招いた悲劇

    実際に当サイトにご相談いただいた患者様のケースを例に、その重要性を説明させていただきます。

    この患者様は、交差点での**玉突き事故の被害者**でした。事故直後、救急搬送されて病院で初期の診断を受けました。しかし、元々我慢強い性格で、さらに仕事の都合がつけにくかったため、最初の診察から**1ヶ月以上も病院に通院されなかった**そうです。

    身体の不調と痛みに耐えられなくなり、ようやく救急搬送された病院とは別の病院に診察に行ったところ、そこで医師から「**交通事故との因果関係を証明できない**」と診断されてしまったのです。

    当然、最初の病院では診断書を発行してもらってはいたものの、このように事故から時間が経過し、別の病院で因果関係を否定されてしまうと、交通事故の補償を担当する保険会社は、**保険会社にとって有利になる診断を採用し、保険を適用した補償を拒否してしまう**ことがあります。これは、治療費の支払いだけでなく、休業損害や慰謝料など、人身に関する全ての補償に影響を及ぼします。

    その結果、この患者様は、本来であれば保険で賄われるはずの治療費を**自己負担で支払う**ことになってしまっていました。

    ご相談を受けた段階では、既に事故から1年が経過しており、保険会社に対して「怪我が事故に起因していること」を認めてもらうために、苦しい訴えを続けている状況でした。また、自己負担での治療が続いたことで、十分に治療を受けることもできず、つらい後遺症にも悩まされている状態でした。もっと早くご相談いただけていればと、事務局一同、心苦しく、悔しい思いをしました。この事例は、交通事故後の早期診断がいかに重要であるかを如実に示しています。

    人身事故の補償を適切に受けるには「早期治療」と「診断書」が鍵

    **人身事故**で適切な補償を受ける上で、最も重要となるのが、**傷害部位(お怪我の箇所)が交通事故によって引き起こされたものだという「因果関係」の証明**です。

    事故日から診断までの日数が開いてしまうと、保険会社は「事故とは関係のない、別の原因で生じた怪我ではないか」と疑い、「因果関係を証明できない」と判断する可能性が非常に高くなります。このような事態を避けるためにも、以下の点に注意しましょう。

    1.事故後はできるだけ早く医療機関を受診する

    事故の大小にかかわらず、**できるだけ早く整形外科などの医療機関を受診**し、医師の診察を受けてください。痛みや違和感がなくても、後から症状が出ることが多いため、事故当日または遅くとも翌日には受診することが理想です。これが、怪我と事故の因果関係を明確にするための第一歩となります。

    2.全ての自覚症状を医師に正確に伝える

    診察の際には、事故によって生じた**全ての痛みや違和感、不調を医師に正確に伝えてください**。首の痛み、肩の張り、頭痛、めまい、手足のしびれ、吐き気など、どんなに些細な症状でも、後から悪化する可能性があるため、漏れなく伝えることが重要です。診断書には、伝えた症状が全て記載されるわけではありませんが、医師が症状を把握することは、適切な治療と今後の因果関係の証明に繋がります。

    3.診断書を警察に提出し「人身事故」として処理する

    医師から発行された「**診断書**」は、速やかに警察に提出し、事故を「人身事故」として処理してもらいましょう。物損事故のままでは、人身に関する損害(治療費、慰謝料、休業損害など)の補償が一切受けられません。診断書を提出し人身事故に切り替えることで、初めて自賠責保険や任意保険からの補償の対象となります。むちうちの診断書のもらい方と重要性については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。

    また、交通事故の場合、事故直後には自覚症状がなくても、数日〜数週間経ってから**痛みやしびれなどの自覚症状**が出てくることがよくあります(特にむちうちの場合)。そのような時には、痛みが出た段階で、**再度すぐに病院で診断を受けることを強くお奨めします**。

    そうすることによって、後から痛みの出た部位についても事故との因果関係を証明でき、安心して治療を継続し、適切な補償を受けることができます。特に、むちうちの症状が長引き、後遺障害として残る可能性がある場合、むちうちで後遺障害認定を受けるためのポイントも押さえておくことが重要です。

    交通事故に遭われた際は、早期の医療機関受診と適切な診断書取得が、ご自身の権利を守るための第一歩であることを忘れないでください。何か疑問や不安があれば、一人で抱え込まず、専門家にご相談いただくことをお勧めします。

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