人身事故を起こした時に最初にするべきことについて
最終更新日 2024年9月11日
人身事故を起こした場合に取るべき行動や義務について解説します。
目次
人身事故に遭った場合にするべきこと
交通事故に遭ってしまったときにするべきことを、順を追ってみていきます。
1)まずは人命救助処置です。
けが人がいる場合は119番へ、救急車を呼んだ上で応急処置をしましょう。
他にも二次被害を避けるために自動車を安全な場所に移動するのも大切です。
2)警察へ連絡
現場検証や交通整理などの為に警察を呼びます。けが人のいない場合(物損事故)も、必ず連絡しましょう。
警察への連絡を怠ると、報告義務違反として3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金に処せられる可能性があるので、交通事故を起こした場合は必ず警察へ連絡してください。
3)二次的な事故の防止
車を安全な場所へ移動しハザードを点灯、後続車が来る危険性があれば非常停止版を設置
ここまでは、わかっている方が多いと思います。
ここからが注意点!!知っておくと落ち着いて対応できるポイントです。
4)事故車や散乱物は大切な証拠なのでそのまま残しておく
事故車などを移動しなければいけない場合は、移動する前に写真を撮るとよいでしょう。こんな時にスマホのカメラがとても役に立ちます。それも様々な角度でいっぱい撮影しておくことが大切です。
ただし、他の車の交通を妨げるような撮り方になる場合は無理に取らなくてもよいでしょう。
5)相手方の確認
警察の方からも言われると思いますが、相手と別れるときは名刺などではなく免許証を提示してもらい、住所・氏名・車のナンバー・自賠責証明書番号・勤務先を確認しておくことが大切です。
事故後の補償については、相手の方と直接遣り取りをすることはほとんど無く、相手方が加入している任意保険会社の担当者が対応することになります。ですので車や保険に登録されている情報を確認すれば安心です。
6)警察の事故証明が必要
警察への届け出がないと自賠責保険の補償も任意保険もおりないので、必ず届け出が必要です。
人身事故は、死傷者が発生している事故ですから、病院に行って事故によって負われた怪我の診察を受けて、診断書を発行してもらい、警察に提出します。当日である必要はありませんが、なるべく早く病院に行きましょう。
どうしても急いでいるときはとりあえず電話だけ済ませ、後日警察署に行くことも可能です。
7)ご自身が任意保険に加入している場合は保険会社にも連絡
「事故発生日時・場所・状況・相手の名前」などを伝えましょう。事故に遭ったその場で連絡すれば、確認すべき内容を教えてくれますので、スムーズに進めることができるでしょう。
交通事故後の対応まとめ
これらの内容覚えておけば、最低限の処理をしたことになります。後々困ることはほとんどありません。
コピーして携帯などに保存しておけば、万が一事故が起きた時にこの内容を見ながら進めてください。
交通事故は、一生に一度あるかどうかの出来事ですので、どう対処すればいいのか解らない方がほとんどです。だからこそ正しい情報を得て、適正な補償を受けることが難しいと言えます。
当サイト「事故したら.com」では、「不安」や「疑問」を解消し、「安心」して適正な補償を受けられ、元通りの生活を取り戻して頂けるように、万全の体制でサポートいたします。是非、ご相談ください。