アキュスコープとは
最終更新日 2024年9月11日
整骨院へ通院をお考えの交通事故被害者の中には、実際どのような治療を受けることができるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、『アキュスコープ』についてご紹介いたします。
NASAによって開発されたアキュスコープ
アキュスコープとは、様々な痛みや疾患を読み取り、治療するために開発された電気医療機器(微弱電流治療器)です。
NASAとスポーツ界はケガの早期根本治療に電気治療が有効だということをずいぶん昔から認識していました。
1970年代後半には、アキュスコープの原型はすでに米国において発表されていたほどですが、医学界は電流や磁気を治療に使用する事に対して反発しました。しかし、プロのスポーツ選手が実際に治療で用いたことから、徐々に広がりをみせていきました。
症状に合わせ最も効果的な微弱電流を送る
一方的に刺激電気を送る従来の微弱電流治療器と違い、この微弱電流治療器は患者様の症状に対し最も効果的な微弱電流を送ります。
人体の神経系統の電流と適合するため、肌を傷つけたり痛めたりすることなく、身体の弱い方やお子様でも安心して高度な治療を行うことができます。
また、アキュスコープは、実際に細胞レベルで組織が治癒したか否かをセラピストに対して教えてくれます。
アキュスコープの微弱電流は人体の細胞が元来持っている微弱電流と適合するため、安全で有効な治療を行うことができます。
アキュスコープの中には哺乳類に共通する病理学的磁気振動の電気パターンが約260種類インプットされており、最も効果的な治療を行うための電流・電圧の波形を調節してくれるのです。
アキュスコープは治療をしている訳ではない
アキュスコープは薬も鍼も使用せず、影響を受けた部位に対して徐々に血液と酸素の流れを増加させ、エネルギーの供給を刺激することで、生体自身が回復するように調整していくものです。
これは組織の損傷を受けた様々なタイプの治療に効果的であり、腫れや炎症、傷口のひりひり感などの個々の治療にも有効です。
アキュスコープは急性・慢性を問わず、痛みに対しての鎮痛効果があります。
炎症と痛みを取り除くに当って、その元となる構造上の問題を細胞レベルから解決してくれますので、その場の鎮痛にとどまらず、持続的な除痛作用が特徴です。
- 一方的に刺激電流を患部に送る従来の電気治療器とは違い、その方にとって最も効果的な微弱電流を送ります。
- アキュスコープは、妊婦さん、乳幼児、認知症、炎症のひどい方、高熱の方には使えません。
アキュスコープで効果が期待できる疾患
アキュスコープは患者様の症状に合わせ電流を送りますので、以下のような複数の効果が期待できます。
- 運動系疾患/腰痛・肩痛・膝痛・腱損傷・筋肉痙攣・捻挫・関節炎など神経系疾患
- 頭痛・めまい・眼精疲労・神経痛一般・麻痺・不眠症など
- その他疾患/生理痛などの婦人症・リウマチ・アトピー性皮膚炎など
- 坐骨神経痛・骨盤矯正・鍼灸
- 交通事故治療(自賠責)