交通事故でむちうちになってしまった時の対処法
最終更新日 2025年6月11日
交通事故でむちうちになってしまった時の対処法は症状の大きさにより異なります。
むちうちの対処法は痛みなどの症状だけでなく、精神的なストレスに気を使う事も非常に大切です。
目次
むちうちになり感じるストレスとは:身体と心の両面からの負担
交通事故に遭遇することは、予期せぬ出来事であり、それだけで心身に大変なストレスをもたらします。身体的な痛みだけでなく、精神的な負担も無視できません。
- 自分の大切な車に傷ついたという精神的・金銭的ストレス
- 警察での実況見分や調書作成など、慣れない手続きへのストレス
- 加害者との連絡・交渉に関するストレス
- 保険会社との補償内容や治療方針に関する交渉のストレス
- 治療が長引くことによる経済的・精神的ストレス
むちうちやそれ以上の外傷を負った被害者の方は、身体の痛みの他にもこれらの多岐にわたるストレスも感じるとなると、不安と煩わしさ、精神的な苦痛は計り知れません。特に、痛みやしびれといったむちうちの辛い症状は、レントゲンなどに写りづらく、他人には中々伝わりづらいことが多く、それもまた大きなストレスになる事があります。
このような精神的なストレスは、むちうちの回復を遅らせる要因にもなりかねません。心身両面からのケアが非常に重要となります。
むちうちの治療開始時期・治療期間について:早期治療の重要性
当サイトに問い合わせを頂く患者様からも、「交通事故にあった後すぐにむちうち治療しても大丈夫ですか?」「どれくらいの期間通院すれば治りますか?」という質問をよくいただきます。
『もちろん!大丈夫ですよ!むしろ、早期に治療を開始することが、むちうちを早く治すための鍵となります!』
むちうち症の治療期間は、症状の重さや個人差がありますが、一般的に3ヵ月から6ヵ月程度と言われています。むちうちは治らないって本当?早期の交通事故治療が大切という記事でも詳しく解説していますが、治療開始が早ければ早いほど治りは良くなり、後遺症のリスクも低減できます。
むちうち初期の痛みが激しい時期には、首にコルセットを巻くなどの処置になることもありますが、安静にしておくこともむちうちを治す為に大事なことですので、早期に専門医を受診して適切な処置をしてもらいましょう。また、医師の指示に従い、無理のない範囲で日常生活を送ることが回復を早めます。
むちうちの症状は個人差がありますので、ご自身の自覚症状を的確に病院の医師に伝え、状態に合わせた治療・施術を受けて頂くことがとても大事です。気になることは全て医師に相談し、診断書に記載してもらうことも重要です。
一般的な治療期間を気にしすぎず、医師や施術者と相談しながら、ご自身の症状が完治するまで、しっかりと病院・整骨院へ通院するようにしましょう。症状が改善したからといって自己判断で通院を中断すると、後から症状が再燃したり、後遺症として残ったりするリスクがあります。
むちうちは事故直後に症状が出ない場合がある:知っておくべき「遅発性」
むちうちは事故直後には自覚症状がなく、レントゲンやMRIなどの画像検査では骨に異常が見られないため、異常なしと診断されることがあります。
しかし、交通事故から数週間~数ヶ月経過してから、首の痛み、しびれだけでなく、自律神経系の障害(頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、倦怠感など)があらわれることも少なくありません。交通事故で最も多い「むちうち」の症状と対策でも詳しく解説しています。
交通事故から時間が経ちすぎると、後から症状が出ても「交通事故とは因果関係がない」と判断され、治療費などの補償が受けられなくなる場合があります。そうなると、むちうちの治療を実費で負担することになってしまいます。また、後遺障害認定も非常に困難になります。
それを避けるためにも、事故に遭ったらすぐに整形外科を受診し、少しでも違和感があれば医師に伝え、診断書を発行してもらい、早期にむちうち治療を開始しましょう。そして、症状が変化した場合も、その都度医師に報告することが大切です。
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