トリガーポイント療法について
最終更新日 2024年9月11日
こんにちは、事故したら.com事務局です。
整骨院へ通院をお考えの交通事故被害者の中には、実際どのような治療を受けることができるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
『トリガーポイント療法』について
トリガーポイントとは
肩や腰などに慢性的に痛みがある場合、「しこり」に気付くことがあります。
トリガーポイントは、簡単にいうとそのしこりがトリガーポイントです。「しこり」が引き金となって痛みを引き起こすことからトリガー(引き金)ポイントと呼ばれています。トリガーポイントが生じると、筋肉を緊張させることから可動範囲を制限し、力を発揮できなくなります。
トリガーポイントを放置しておくと関連して痛い場所を緊張させることにより新しいトリガーポイントが連鎖的に起こり慢性的な痛みに変わり痛みが長期化することがあります。早期に取り除くことが大切です。
トリガーポイント療法はさまざまです
トリガーポイント(しこり)の痛みを取り除くには様々なアプローチがあります。
トリガーポイントと呼ばれるところを正確にみつけ、施術をすることにより高い鎮痛効果を得られます。
- 注射
- マッサージ
- 鍼
トリガーポイント注射
しこり部分に細い注射をして症状を緩和させようとする治療で「トリガーポイントブロック」とも呼ばれています。
トリガーポイント注射の効果は3つあります。
- ・痛みそのものをとる
- ・自律神経が興奮して血行を悪くしているため、それを鎮める
- ・痛み物質が作られて筋肉をこわばらせているため、それを洗い流す
「痛みがある→血行が悪くなる→筋肉がこわばる」という悪循環ができてしまいます。注射によってその悪循環を断つことで慢性的な痛みを改善に導くことができます。
手技(マッサージ)
体の負担が少なく自身の自然治癒力を高め、骨格や神経を圧迫することのないため選びやすい施術方法です。
トリガーポイントを利用した鍼治療
トリガーポイントと鍼治療は非常に相性がいいといわれています。
それは、マッサージでは届かない深いところまで鍼治療ではピンポイントに届くからといわれています。
筋肉は重なって人体についているため慢性的な疾患ほど原因は深部の筋肉にあることが多いのでまずは、鍼治療で深部を刺激し血流改善を行いマッサージするという全体のアプローチに有効です。
他にはマッサージとトリガーポイント注射の組み合わせもあります。
またトリガーポイントに対するセルフケアもあり、セルフマッサージの仕方を教えてくれる整骨院も多く存在します。